デントリペアはへこみの裏側から専用の特殊工具で鋼板を押し上げて施工する技術です。
その性質上、裏側からへこみにツールアクセス出来ない箇所はリペアが非常に困難になってきます。
そのような場合は、パネル表面から特殊樹脂を貼り付けてへこみを引き上げる「プーリング」という手法でリペアが可能です。
近年の日本でも多発している、異常気象による雹(ひょう)被害にあった車両の修理にも非常に適した修復方法で、デントリペアはその名前のとおり「塗装しないで凹みを直す」すばらしい技術です。
アナログな技術で単純そうに見えますが、非常に繊細で高レベルなノウハウを必要とし、施工する技術者により仕上がりも大きく左右するのが、このデントリペアです。