今回の施工例は、過去に板金・塗装で修理しているドアパネルにできたへこみです。
板金・塗装で修理しているパネルのデントリペアが可能か不可能かの判断は、パテ処理をしている部分にへこみがあるがどうかによって決まってきます。
パテが付いていない部分は、まずリペア可能だと思いますが、問題はパテが付いている部分に出来たへこみです・・・
すべてはへこみの状態にもよるのですが、パテを厚盛りしている部分はリペアの際にパテが割れてしまうリスクが非常に高くなります。
薄くパテが付いている場合ですと、これもまずへこみの状態にもよるのですが、ほぼリペアは可能です。
今回の板金しているドアは、きっちりとパネルの状態を見極めて、デントリペア可能という判断で作業させていただきました。
当然、再塗装もしてあるので、塗装肌も新車のパネルと異なってきます。
パネル裏側から丁寧にへこみを押し上げて、表面処理も再塗装後の塗装肌にきっちりとあわせてリペア完了です。
※裏からデントツールでへこみが触れない所は、表面から特殊樹脂を貼り付けてへこみを引き出すプーリングという手法となってきます。
このプーリングでのリペアの場合は、再塗装車は塗装剥がれのリスクが非常に高くなってきます。
過去に板金・塗装で修理しているパネルに出来たへこみでお困りの方はいつでもご相談下さい。
2016-06-03